Record China 2019年3月3日(日) 20時0分
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3日、環球時報はこのほど、スペインのIEビジネススクール教授が米誌フォーブスに寄稿した「中国企業はあなたの想像外の場所で台頭している」と指摘する文章を取り上げた。資料写真。
2019年3月3日、環球時報はこのほど、スペインのIEビジネススクール教授が米誌フォーブスに寄稿した「中国企業はあなたの想像外の場所で台頭している」と指摘する文章を取り上げた。以下はその概要。
グローバル企業の高官らとの会話で、私は1枚の写真を示し、「このブランドをご存知の方はいますか」と尋ねてみた。北米、西欧出身の多くの人は戸惑った表情を見せたが、最後にイラン、コロンビアから来た2人が「中国の奇瑞汽車」と回答、そのうちの1人は「私の国ではどこでもこのブランドの自動車を見ることができます」と話してくれた。
彼の話は私の観点を説明するものだ。長年、廉価商品の輸出大国とされてきた中国は世界の先端分野で競争力を増している。人々が中国の成功に気付かないのは、周囲に中国ブランドがないせいかもしれない。
見えないことは存在しないことを意味しない。西側はしばしば中国企業の成功が見えないふりをしてきたが、こうした見方は未来軽視だ。5年前、西側諸国は「中国にイノベーションは不可能」と考えたが、今日の中国企業は目覚ましい進歩を遂げている。
中国はカギとなる産業を惜しみなく支援している。人工知能(AI)、移動通信、スマートシティー建設などの分野で中国の政策策定者と企業は足並みを揃えて力を合わせる。中国発のTikTokは世界中の若者を引き付けているように見えるが、このアプリは中国企業がAIにより飛躍した代表例だ。同様のストーリーが健康管理、電気自動車、自動運転車などの分野でも繰り広げられると信じている。
ここで中国が世界の主導的地位を占めると宣言するのは明らかに幼稚だ。ただ、中国企業は今まさに台頭している。そして絶対に無視できない新たな力だ。もし未来に着目するのであれば、中国企業の発展途上国での歩みに注目してみてはどうだろうか。(翻訳・編集/野谷)
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