わいせつ写真集で逮捕の写真家、レスリー・キー容疑者に中国語圏でもトラブルの過去

Record China    2013年2月5日(火) 22時20分

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日本を中心に活動する写真家レスリー・キー容疑者が逮捕された。東京・六本木のギャラリーでわいせつな写真集を販売したとされ、わいせつ図画頒布容疑での拘束。写真は香港の歌手・俳優アーロン・クォック。

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2013年2月4日、日本を中心に活動するシンガポール出身の写真家レスリー・キー(本名キー・カーリヨン)容疑者が逮捕された。東京・六本木のギャラリーでわいせつな写真集を販売したとされ、わいせつ図画頒布容疑での拘束。キー容疑者は写真集の販売自体は認めている。しかし、そのわいせつ性については、「芸術か否か」という点で見解が分かれそうだ。

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販売されていた写真集には、男性モデルの性器などが写った写真が収録されており、合計7冊を販売した疑い。これまでにもキー容疑者について、「無修整のポルノ写真集を販売している」などの通報が当局に寄せられていたという。

1971年、シンガポール生まれのキー容疑者は、1994年に写真留学のため来日。以降、主な活動拠点を日本として、アジア圏やニューヨークなどでも活躍。ファッションや広告写真の世界では国内外の知名度も高く、国際的に名だたる数々の雑誌で表紙を飾ったほか、米国の歌手レディ・ガガやビヨンセなどを撮影したことでも知られる。

2006年にはスマトラ沖地震の津波被害者支援を目的として、アジアのセレブリティ300人を撮り下ろしたチャリティー写真集「Super Stars」を発売した。これには当然、中国語圏のスターも多く参加し、ワン・リーホン(王力宏)、ジョリン・ツァイ(蔡依林)、SHOW(羅志祥)などそうそうたる面々が参加。そのうち、香港で活動するアーロン・クォック(郭富城)、アンディ・ホイ(許志安)、エディソン・チェン(陳冠希)、ダニエル・ウー(呉彦祖)の4人の歌手・俳優は、ヘアの露出で話題となった。

しかしながら、これは必ずしも本人の同意を得て撮影・収録されたものではないようで、当時はかなりの争議を引き起こしている。

アンディ・ホイについては、一旦はヌード撮影に応じたものの、作品使用については最終的に違和感が拭えず、撮影現場で「写真は使わないでほしい」と申し出たという。レスリーも口頭でこれに応じ、出版や他人への公開はしないことを約束した。後日、これが無許可で世に出たことについて、アンディは「知り合って10年以上。すでに信頼関係を築いていたと思っていただけに、今回の件ではとても心を痛めた。最も大切な友人や家族のことを考えると、非常に不快です」とコメントしている。一方、アーロン・クォックは「まさか水着着用で撮影した写真がまるでヌード写真かのように修正されるとは思わなかった」として、同写真集に収録された“全裸写真”に不満を呈した。こちらについて、レスリーは「本人ではなくマネージャーの同意を得たもの」と説明している。(翻訳・編集/愛玉)

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