Record China 2019年7月26日(金) 7時40分
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25日、中国青年報は、列車でのマナー違反行為に関するアンケート結果について紹介する記事を掲載した。写真は高速鉄道の車内。
2019年7月25日、中国青年報は、列車でのマナー違反行為に関するアンケート結果を紹介した。
記事によると、中国青年報社社会調査センターとアンケートサイト「問巻網」が2004人を対象に、列車に乗車している時に遭遇したマナー違反行為について共同で調査を行ったところ、最も多かったのが「大声で騒ぐ」(48.9%)だった。また、「座席を無理やり交換させられる」は39.4%、「座席占拠」は33.9%だったという。
このアンケートに対して、北京の大学生は「列車はハード面で言うと空間が狭い。サービス面では乗務員が少なくてサービスが行き届いておらず、物価が高い。乗客のマナーにも問題があり、一部の人は車内で大声を出すし、騒ぐ子どもに何も言わない親もいる」と不満を語った。この学生は大音量で音楽を流す人に遭遇したこともあるそうだ。
こうしたマナー違反行為について、同済大学の鉄道・都市軌道交通研究院の孫章(スン・ジャン)教授は、「中国は国民のマナーのレベルが各方面で今まさに上がってきており、特に旅行シーンなどで突出している」と指摘。その上で孫教授は、「公共交通機関で大声で騒ぐというのはよく見られることだが、ある国では公共の乗り物の中では小さな声で話をすることが習慣となっている。われわれの国民教育、小学校教育ではこの点が欠けている。礼儀、譲り合い、他人への関心、ルールを守ること、他人の迷惑にならないことなどは、全国的に必要な教育だ」との見方を示した。
またこのアンケートによると、列車内でマナー違反行為に遭遇した際どうするかとの質問に対しては、「乗務員に助けを求める」が58.1%、「直接注意する」が51.0%、「我慢する」が30.3%だったと記事は伝えた。(翻訳・編集/山中)
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