2013年2月6日、香港の俳優で歌手のアーロン・クォック（郭富城）が主演する異色コメディ映画「越来越好之村晩」が、今月10日に封切りを迎える。人民網が伝えた。

【その他の写真】

旧暦のお正月にあたる今月10日、アーロン・クォック主演の「越来越好之村晩」が公開される。中国西北部の農村を舞台にした抱腹絶倒のコメディで、ヒロインを中国の人気女優シュー・ジンレイ（徐静蕾）が務める。香港の俳優レオン・カーフェイ（梁家輝）やコメディ女優サンドラ・ン（呉君如）、女優で歌手のカレン・モク（莫文蔚）など豪華キャストが顔を揃え、中国からはチャン・ツィイー（章子怡）が本人役でカメオ出演している。

映画でアーロンが演じるのは、“イケメンすぎる包工頭（建設工事の下請け人）”。昨年、世界で大ヒットした韓流ダンス曲「江南スタイル」の乗馬ダンスが映画にも盛り込まれ、元妻役であるシュー・ジンレイのハートを取り戻そうと、熱烈なダンスを見せる爆笑シーンも。さらに、村の老若男女300人を従えて雪の中で踊るシーンは圧巻で、大きな見どころだ。

“香港のダンス王”と呼ばれ、おしゃれでスマートな印象のアーロンが農村出身者を演じるのは、まさに異例の事態。温暖な香港から厳寒期の中国西北部にやって来て、雪景色の野外ロケは肉体的にも厳しく、声が出なくなることもあったという。（翻訳・編集/Mathilda）