フライメディア 2019年3月5日(火) 0時30分
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旧暦の新年15日目の日は元宵節といわれている。旧暦のお正月の締め括りの日になっているこの日に中国圏では色々な行事が行われるが、香港ではランタン・カーニバルが有名だ。
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旧暦の新年15日目の日は元宵節といわれている。旧暦のお正月の締め括りの日になっているこの日に中国圏では色々な行事が行われるが、香港ではランタン・カーニバルが有名だ。また、元宵節は西暦のバレンタインデーと並んで「香港のバレンタインデー」としても知られており、恋人たちが仲良く過ごす日としても知られている。
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2019年のランタン・カーニバルは新界東の北区公園、新界西の天水圍公園、そして尖沙咀の文化中心広場で行われた。尖沙咀の文化中心広場のランタン・カーニバルは『Urban Lunar New Year Lantern Carnival』という内容で元宵節の前日2月18日はYouth Night、当日の2月19日はCarnival Nightが催された。今回はCarnival Nightの様子をご紹介したい。
当日は、満月の下の屋外ステージでチャイニーズオーケストラによる演奏や民族舞踊や武演が行われ、夜遅くまで集う人々を楽しませる。またステージでの表演のほかにイベントブースが設置されており、そこでは伝統手工芸の展示及びデモンストレーションが行われていた。普段はなかなか触れる機会のない職人技を間近で見ることができるとあって、ブース前は多くの人が集まっていた。
2月14日から19日に展示された、香港非物質文化遺産となっているペーパークラフトの師範によって製作されたランタン。豪華なランタンの真ん中には、オルゴール式の回るランタンが設置されていた。また、ランタンの上にはローカルアーティストによる香港の文化や十二支の絵が描かれており、訪れた人々は一つずつ楽しみながら見て回っていた。
1月より展示がされていた旧正月専用のテーマ・ランタンは神々しい孔雀たち。約1ヶ月に渡り人々を魅了したこのランタン展示も元宵節までとなる。元宵節は夜遅くまで家族や恋人たちがイベント会場に集う日。ぜひ一度、体験をしていただきたい。(提供/フライメディア)
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