<中華ボイス>強大な力の「権力と金」、道徳や倫理は押しつぶされ消え失せた―投資家

Record China    2013年2月12日(火) 20時12分

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12日、中国のある著名投資家が、「中国人の道徳水準は1949年から急速に下降した。そして道徳や倫理は『権力と金』という強大な力に押しつぶされ、跡形もなく消え去ったのだ」と語った。写真は安徽省合肥市の街頭に掲げられた反汚職のスローガン。

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2013年2月12日、中国では汚職や社会の腐敗が深刻で、2012年11月に新華網と雑誌出版社「半月談」の共同開設するコラム「毎日調査」が実施した調査によると、「中国の将来的な発展の主な課題」に対し、70.5%の回答者が「汚職問題」だと答えている。そのため、習近平(シー・ジンピン)新政権も反腐敗を強く推しだしており、問題の改善が期待されている。

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中国の著名投資家である薛蛮子(シュエ・マンズー)氏は、「中国人の道徳水準は1949年から急速に下降した。文化大革命中、息子は父親を批判し、妻は夫のあらを探した。また、友人は互いに悪事を暴きあい、品格は地に落ち、道徳は失われた。改革開放からの30数年、中国は金銭に向かって突き進み、『権力と金』の力は強大になった。そして道徳や倫理は強大な力に押しつぶされ、跡形もなく消え去ったのだ。なんと嘆かわしいことか」と語った。(翻訳・編集/内山

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