「事実を認めてこそ良い未来がある」、鳩山元首相の書簡にネットで賞賛の声多数―中国メディア

Record China    2013年2月13日(水) 17時55分

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12日、中国・江蘇省南京市にある南京大虐殺記念館の朱成山館長は、日本の鳩山由紀夫元首相からの書簡を受け取ったと明らかにした。写真は1月17日南京大虐殺記念館に訪れた鳩山氏を案内する朱館長。

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2013年2月12日、中国・江蘇省南京市にある南京大虐殺記念館の朱成山(ジュウ・チョンシャン)館長は、日本の鳩山由紀夫元首相からの書簡を受け取ったと明らかにした。中国新聞ネットが伝えた。

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朱館長によると、書簡は1月28日に投函され、記念館の職員が受け取り翻訳したという。書簡ではまず、同記念館に訪れた際に世話になった朱館長への感謝がつづられ、続いて戦中の日本軍の暴挙に対するお詫びと被害者に対する哀悼の意を述べている。また、歴史問題において両国で見解が異なることを認め、対話によって更なる衝突を避けるべきだとした。さらに、日中関係を修復するうえで重大な責任を深く感じていると語っている。

鳩山氏の書簡は中国のインターネット上で話題を集めている。書簡の内容に対し、否定的な意見を書き込む人もいたが、多くは肯定的な声が目立っている。以下はネットユーザーの意見の抜粋。

「事実を認めてこそ良い未来がある」

「鳩山氏は日本で政治家を務めた人物としては、比較的理性的な人間だ。彼を抗日の対象にすべきではない」

また、朱館長の友人と思われる人物からは、「どうやら日本人は手紙を書くのが好きなようだ。日本の元首相から手紙をもらった我が友人を祝福すると共に、鳩山氏の母親に哀悼の意を表する」と、先日に死去した鳩山氏の母親についても言及した書き込みがあった。(翻訳・編集/内山

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