2013年2月13日、豪華字紙・新快報（Australian New Express Daily）の電子版は「中国人はなぜ海外で狙われやすくなったか」と題する記事を掲載した。

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窃盗や強盗、詐欺など犯罪の対象として狙われる中国人は年々増加している。このほど英国政府が公開した窃盗事件の頻発地域には、春節（旧正月）に観光で訪れた中国人旅行客や現地に住む華人が多く、年越しの前の大規模な買い物をしていたたことも強盗の標的になった理由と見られている。

中国人が旧暦のお正月を盛大に行うことは海外でもよく知られるようになってきており、そうした散財のおこぼれにあずかろうという意図から中国人を狙った犯罪が増えているようだ。祝賀ムードで中国人のガードが下がっている点も見抜かれている。欧米諸国では景気の低迷でやむを得ず犯罪に手を染めるケースが増えた一方で、現金を自宅に貯めこんだり、金目の物を身につけたり、高価な物を購入してそれを誇示したりするような、中国人に特徴的な行動も犯罪を誘発しているという。

万一、強盗などの犯罪に遭った場合の注意として、「生命を第一に考えて不用意に抵抗しないようにすべきだ」と海外各国の華字メディアは指摘している。（翻訳・編集/岡田）