日本人監督が韓国最強チームとの対戦に満足感=韓国ネット「サッカーが日韓の架け橋に」

Record China    2019年3月27日(水) 22時50分

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25日、韓国・スポータルコリアは「日本の指導者が韓国高校最強チームと対戦した後」と題し、韓国でキャンプを行った鹿児島県U16サッカー代表選抜チームと、その指揮官の大久保毅監督を紹介した。資料写真。

2019年3月25日、韓国・スポータルコリアは「日本の指導者が韓国高校最強チームと対戦した後」と題し、韓国でキャンプを行った鹿児島県U16サッカー代表選抜チームと、その指揮官、大久保毅監督を紹介した。

記事によると、鹿児島県選抜U16は19日から23日まで韓国に滞在。慶煕(キョンヒ)高校、梅灘(メタン)高校、天安(チョナン)第一高校という、韓国高校サッカー最強とされる3チームと試合を行った。結果は慶煕高戦が2対2、梅灘高戦が2対2、天安第一高戦が0対1で、勝利を収めることはできなかったという。記事は、梅灘高、天安第一高について「先月それぞれ春季大会で優勝と準優勝を収めた強豪だ」と説明している。

大久保監督のことは「かつてJリーグV・ファーレン長崎の監督も務め、現在は鹿児島ユナイテッドFC U-18も率いる」と詳しく紹介し、コメントを伝えている。大久保監督は韓国サッカーについて「かねてから知っていたとおり、フィジカル、スピード、必死の守備が印象的だった」と評価。チームには「フィジカルが強い相手とぶつかり、逃げずに戦うように、それでいて日本サッカーの長所であるパスと技術を発揮できるように」と指導したという。

また「韓国はアジアのサッカーをリードする強豪国。日本のサッカーに足りないフィジカル、そしてゴールに対する姿勢を学ぶことができた」と話したという。さらに「相手チームのレベル、施設ともに満足のいくものだった。機会があれば、また来たい。私は鹿児島ユナイテッドに所属し、日本サッカー協会とも関係がある。韓国チームを日本に招き、両国の交流の場を設けたい」とも話し、再会に期待を示したという。

鹿児島県選抜のキャンプを主催したGSPとKYPro&Sportsは、鹿児島県サッカー協会と了解覚書(MOU)を締結し、さらなる交流を約束した。記事は「善意の競争を通じ、両国サッカーの発展を目指す」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「いいことだ。政治家は両国関係を必要に応じて扇動するが、両国の国民は良き隣人だということを分かっている」「スポーツは両国関係を発展へと導く架け橋の役割を務めてくれる。日本の政治家は嫌いでも、スポーツを通じた民間外交は棄損されてはならない」「とてもいいことだと思う!。互いの長所を学ぶことで、もっと発展できるよう努力しよう」「善良な国民を扇動する政治家が問題なんだよ」など、日韓関係にプラスになると評価するコメントが多数寄せられている。

また「U16ということは中3か高1?韓国最強の高校2年、3年生が3戦して引き分け二つなら、韓国の方が負けてるんじゃないのか。その年頃は1学年違うと体格差も結構大きいし」「県選抜ってことは、韓国なら道代表にも届かないくらいの規模?小さな県の代表が韓国のチームと対等ってことなのか」「サッカーで日本に学ぶことは多い。認めるべきことは認めなきゃ」「韓国は今の長所にうぬぼれていてはいけない。すでに韓国サッカーは後退してるじゃないか」など、韓国サッカー界を心配する声も上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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