<サッカー>相手の足をへし折った中国選手の衝撃タックル、韓国メディアが「リアル少林サッカー」「人間性が未熟」と批判

Record China    2019年3月27日(水) 16時40分

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25日に行われたサッカー中国杯3位決定戦の中国対ウズベキスタンの試合で相手選手を負傷させた中国の韋世豪に、韓国からも非難の声が上がった。写真は中国代表。

25日に行われたサッカー中国杯3位決定戦の中国対ウズベキスタンの試合で相手選手を負傷させた中国の韋世豪(ウェイ・シーハオ)に、韓国からも非難の声が上がった。

韋は36分、左サイドからドリブルで突破しようとするシュクロフを追いかけ、後方から強烈なスライディングタックルを見舞った。このプレーで負傷交代したシュクロフは、救急車で病院に搬送され、診断の結果、右脚骨折の重傷だった。韋にはイエローカードが提示された。

このプレーに対しては、中国国内から非難の声が相次いでおり、メディアは「試合に負け、人としても負けた」「韋世豪は中国サッカーのイメージを駄目にした」「サッカーをする前に人としての道徳を」などと報じ、ネット上でも「これはひどすぎる」「中国人の恥」などの声が殺到している。

一方、スポーツでは何かと比較対象になる韓国のメディアも、このプレーを報じた。サッカー専門誌のベストイレブンは、「中国選手が再びリアル少林サッカーを展開」「中国サッカーは今大会で実力に問題があることだけでなく、人間性が未熟であることも露呈した。中国選手は『同業精神』を理解しなければならない。自分たちが感情をコントロールできずに危険なタックルを見舞えば、多くの選手が苦痛を味わうことになる」などと伝えた。

韋には所属する広州恒大から1カ月間の出場停止と、本人の反省次第では解雇も検討するとの処分が下されているが、一部の中国メディアからは、「もし1カ月間の出場停止だけで済むのであれば、処分が軽すぎる」との指摘も出ている。(北田

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