「張本キラー」の中国選手、欧州選手に敗れまさかの予選敗退―中国メディア

Record China    2019年3月28日(木) 13時40分

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27日、卓球カタールオープン男子シングルス予選で、若手のホープとして期待されている中国の「張本智和キラー」と称される王楚欽(ワン・チューチン)が敗れる波乱があった。写真は張本智和。

2019年3月27日、卓球カタールオープン男子シングルス予選で、若手のホープとして期待されている中国の「張本智和キラー」と称される王楚欽(ワン・チューチン)が敗れる波乱があった。

18歳の王は張本に快勝した実績を持つことから「張本キラー」と称されている。先日の世界卓球代表選考大会や中国代表の強化合宿で多くの収穫を得たことで、次世代のエース候補として期待されている。

26日の予選初日に行われた1、2回戦でいずれも圧勝した王は27日の予選3回戦で欧州の名手・プカルと対戦。第1ゲームでスロースターターの悪い癖が出る。レシーブのミスが相次ぎいきなり1-6と出遅れ、結局7-11で落とした。第2ゲームも終始劣勢に立たされて8-11で失った。

王は第3ゲームをなんとかものにするも、続く第4ゲームを落とし、第5ゲームではようやく本領を発揮してゲームを奪ったが、第6ゲームでは重要な場面で「低レベルなミス」を犯して7-11で奪われ、ゲームカウント2-4で完敗。今大会で張本と対戦するどころか、本選に出場することもできなかった。

中国メディアの記事は、「この2年で欧州からも優秀な選手が多く出ており、中国代表は日本勢に注目すると同時に、欧州勢にも警戒する必要がある」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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