環球網 2019年4月1日(月) 8時40分
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チューリング賞の受賞者であるホイットフィールド・ディフィー氏は27日、「中国はAIの開発において強みを持っている」との考えを示した。資料写真。
チューリング賞の受賞者であるホイットフィールド・ディフィー氏は27日、中国海南省で開催されているボアオ・アジアフォーラムで取材に対し、「中国はAIの開発において強みを持っている」との考えを示した。
チューリング賞はコンピューター・サイエンス分野でレベルが最も高い賞であり、受賞者はコンピューター分野で重要かつ持続的な功績を残さねばならない。暗号学とネット安全技術の専門家であるディフィー氏は公開鍵暗号の交換システムの基礎を築いたとして、2015年に同賞を受賞した。
ディフィー氏によると、AIの成長は長い間積み重ねてきた計算機能と神経言語科学技術の突破に基づいたもので、認知分野で大きな改善が実現された。将来、技術上の一層の突破は更にAIの成長を促進するに違いないという。
ディフィー氏はまた、「AIはスーパーコンピューターや将来の量子コンピューティングに基づく。長い目で見れば、中国は強みを持っている。企業間のオープンなシェアがAIの発展を促すが、競争も重要な要素の一つだ」と述べた。
その一方で、ディフィー氏は「AIがどの程度、あるいはいつ自主的な成長を見せるのか、またプログラミングの範囲を超えられるかは誰もわからないのが現状だ」と指摘した。
米国コンピューター学会は同日、ジェフリー・ヒントン氏、ヨシュア・ベンジオ氏、及びヤン・ルカン氏に2018年度のチューリング賞が授与されると発表した。(提供/環球網・編集/黄テイ)
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