<尖閣問題>日本への不満から日本車に放火、メディアは「損害は中国自身に」と非難―北京市

Record China    2013年3月2日(土) 14時7分

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2日、北京でこのほど、日本車に放火した容疑で中国人男性が逮捕された。容疑者は最近の中国と日本の紛争に対しての不満などが放火の理由と語っている。

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2013年3月2日、京華時報によると、北京で日本車に放火した容疑で中国人男性が逮捕された。容疑者は最近の中国と日本の紛争に対しての不満などが放火の理由と語っている。

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今年1月のある日、北京に住む王さんは愛車のトヨタ・ランドクルーザーをいつもの通り自宅外の路上に駐車させていた。午前3時ごろ、父親がトイレに起きた時、駐車場所付近に火の手が上がっているのに気づき、熟睡中の王さんを起こした。王さんが現場に駆けつけた時、愛車は火に包まれており、消防隊員が消火を終えた時には躯体だけしか残っていなかった。

しばらく後、今度はトヨタのマイクロバス・コースターが燃えているのが発見された。消火が早く、大事には至らなかったものの、車両前部が大きく損傷した。

3日後、警察は劉容疑者を逮捕した。放火した理由について、劉容疑者は「当日は酒を飲んでいて冷静さを失っていた。最近の中国と日本の紛争を見て腹を立てていたことに加え、数日前に日本語を話すやつから侮辱された。だから、あの日、日本車を見た時に火を付けてやろうと思った」と供述している。

記事は、「劉容疑者は日本への不満から日本車に放火したと話しているが、実際に被害を受けたのは中国の社会秩序や中国国民の生命・財産の安全である。劉容疑者の一時的な欝憤(うっぷん)晴らしの行為が他人に大きな経済的損失を与える結果になった」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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