Record China 2013年3月5日(火) 0時58分
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2日、中国の分別不要のごみ出しは住民にとっては便利だが、増え続けるごみ処理に各都市は頭を抱えている。写真は故宮を参観した観光客が近くの川に捨てていくごみ。
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2013年3月2日、環球時報は「ごみ処理費を徴収」と題した2月28日付の韓国メディアの記事を紹介した。
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韓国人にとって中国の生活は不便なことが多いが、ごみ出しだけは中国の方が便利だ。分別の必要もなく、ビニール袋ならどんなものでもごみ袋として使用できる。中国では全国規模でスーパーのレジ袋有料化を実施しており、試験的に分別ごみ収集などの環境保護活動を行っている地域もあるが、大した効果はあげていない。
大都市への人口流入が止まらない中国では、都市部のごみ処理能力はすでに限界を迎えている。特に飲食店から出る食品廃棄物は中国全土で年間5000万トン。中国の年間穀物生産量の10分の1に相当する膨大な量だ。北京では毎日1万6400トンのごみが出るが、そのうち9600トンを食品廃棄物が占める。このため、北京市当局は食べ残した料理を客が持ち帰る際に、店側は容器を無料で提供しなければならないと規定した。
昨年夏、広東省広州市は国内初となる生活ごみ処理費の徴収を試験的に開始した。指定のごみ袋を利用し、1カ月に60袋を超えてごみ出しをした場合は、1枚につき5角(約7円)を徴収する。しかし、夜間にこっそりごみを捨てる、指定のごみ袋を使用しない、無理やりごみを押し込むのでごみ袋が破れるなどのケースが多く見られ、ルールの徹底にはまだ時間がかかりそうだ。(翻訳・編集/本郷)
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