Record China 2013年3月6日(水) 8時34分
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3日、「中国と日本の天賦の差」と題した記事が中国のブログサイトに掲載。日中両国の巨大な差異から、その未来を予想した。写真は広西チワン族自治区の工場。
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2013年3月3日、「中国と日本の天賦の差」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。日中両国の巨大な差異から、その未来を予想している。以下はその内容。
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人にはもともと備わっている天賦というものがある。国にも天賦がある。土地や人口などがそれだ。こうした天賦というものが、1つの国の歴史上の地位や影響を最終的に決定するのだ。人口も少なく国土も小さい国が栄えたこともあったが、いずれも短命だ。ポルトガルやオランダ、スペインなどの国も、栄華を極めて世界に影響を与える大国と呼ばれた時期があった。しかし、あっという間に中小国家に戻ったのは、それらの国の天賦が足りなかったからだ。英国も輝かしい時代が数百年続いたが、20世紀に入るとその影響力は影をひそめ、米国にもロシアにも負けてしまったが、それも天賦のせいだ。
日本と中国の天賦の差は巨大だ。長い歴史のなかで日本はずっと中国より遅れていた。しかし、日本は中国より先に近代化し、工業化の道を進んだ。圧倒的な強さと優位で中国を侵略したこともある。これが日本にとって唯一のチャンスだった。中国が工業化を実現すると、日本のチャンスは2度となくなってしまった。
中国が急速な発展を見せる以前に、ある人が言った。「日本と中国が欧米を脅かすことはできない。なぜなら日本は強いが小国であるし、中国は大国だが弱いからだ」と。「日本が中国のように大きな国だったら、あるいは中国が日本のように強ければ、話は別だ」とも。
中国が日本のように強くなるのは可能だが、日本の国土が中国のように大きくなることはない。これこそ、天賦の差だ。しかし、日本の強さは今後も中等国家としての地位を維持できることを保証している。国民の優秀さと国家の強さにはあまり関係がない。たとえば、優秀だといわれているユダヤ人の国家イスラエルも、米国やロシア、中国のような影響力を発揮できない。それはやはり、同国の天賦が足りないせいなのだ。(翻訳・編集/本郷)
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