日本の温泉にはルールがいっぱい、破ると「旅行者失格」になりますよ―台湾メディア

Record China    2019年4月6日(土) 22時20分

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台湾メディアの三立新聞網は5日、日本の温泉のルールに関する記事を掲載。「違反すると旅行者失格!」と注意喚起している。

日本政府観光局(JNTO)によると、2017年に訪日した台湾人は456万1000人で過去最多となった。近年、日本は台湾人に人気の海外旅行先であり続けている。台湾人が日本で楽しむものの一つに温泉がある。台湾メディアの三立新聞網は5日、日本の温泉のルールに関する記事を掲載。「違反すると旅行者失格!」と注意を喚起した。

記事は冒頭で、「日本の温泉文化は有名で、多くの台湾人が日本を訪れて体験している」と紹介。台湾にも温泉はあるが、水着などを着用して入ることが多いため、「全裸で入浴する(日本の)習慣は初めての人にとってはやや気まずい」とし、「なぜ日本人が湯につかる時に全裸になるか知っているだろうか?」と問い掛けた。

その上で、「唐の時代、日本は大勢の使者を中国に派遣して漢方や薬草についての知識を学んだが、それが『温泉療法』の前身となった。現代医療の観念が登場する前の時代、湯につかることは身体の痛み、特に皮膚疾患にある程度の効果がみとめられた。そのため、服を脱いで裸で湯につかる習慣ができた」などと説明した。ただし根拠は示されていない。

なお、日本温泉協会によると、日本で最も古いとされる歴史書の「古事記」や「日本書紀」、そして新元号「令和」の出展で話題になった「万葉集」にも温泉地が登場するとのことで、日本人が古くから温泉を親しんできたことは確かなようだ。

記事は、「もし日本で温泉文化を体験する機会があれば、いくつかのルールを守らなければならない。そうすれば笑われることはない」とし、「入浴前に必ず身体を流す。衛生面からと、湯の温度に慣れるため」「髪の毛が落ちるのを防ぐため、長い髪はまとめる」「タトゥー(入れ墨)が入っている場合は必ず番台の人に申し出て、テープなどで隠して入る」「他人の身体をじっと見ない。失礼なだけでなく、あらぬ誤解を生む」の4点を挙げた。(北田

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