トヨタの人事異動・組織改編、中国専門家は同社がハイブリッドを重視と指摘―中国メディア

Record China    2013年3月8日(金) 17時58分

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8日、京華時報の報道によると、トヨタ自動車は今月7日、内山田竹志副会長が張富士夫氏の後任として、同社の会長に昇格することを発表した。写真は江蘇省蘇州市にあるトヨタ車販売店。

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2013年3月8日、京華時報の報道によると、トヨタ自動車は今月7日、内山田竹志副会長が張富士夫氏の後任として、同社の会長に昇格することを発表した。トヨタ中国法人も同日、4月1日より中国事業の役員人事異動を行うとした。大西弘致中国本部長が北田真治氏の後任として、中国総経理に就任する。

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今回の調整により、かつて豊田章男社長を補佐しトヨタを苦境から脱却させた、3人の副社長が退任となる。この一連の人事異動は、今年6月の株主総会の投票・認可後に実施される。トヨタは人事異動の他に、北米・欧州などの先進国市場の管理、中国・アフリカなどの新興市場の管理、レクサスの運営、ユニットセンターの4部門による組織改編を行う。

内山田副会長は、トヨタのハイブリッド技術の中核とされる人物だ。中国自動車業界専門家の張志勇(ジャン・ジーヨン)氏は、「世界販売ナンバーワンを奪取したトヨタによる大幅な人事異動は、同社の今後5年もしくは10年の長期戦略の調整を意味する。新会長の任命もまた、同社のハイブリッドに対する絶対的な重視を示すものだ」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)

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