環球網 2019年4月11日(木) 15時40分
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10日、世界の200人余りの科学者は「イベント・ホライズン・テレスコープ」を通じて協力し、完成させた人類初のブラックホールの写真を世界各地で同時発表した。
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2019年4月10日、世界の200人余りの科学者は「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」を通じて協力し、完成させた人類初のブラックホールの写真を世界各地で同時発表した。天文分野においての一里塚のようなこの重大科学研究成果に、中国の科学者らも積極的かつ重要な貢献をした。
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同日夜、中国科学院上海天文台で開催されたEHTニュース発表会で、中国の科学者らは高解像度ブラックホール観測とブラックホールの物理的理論、数値のシミューレーション研究に長期的に関心を寄せ、EHT国際協力が展開する前に、関連の国際活動にすでに取り組んでいたことが明らかになった。今回のEHTプロジェクト協力で、中国の科学者らは早期EHT国際協力の促進、EHT望遠鏡観測時間の申請、ハワイのジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡(JCMT)の観測、及び後期のデータ処理と結果理論分析などの面において貢献を果たした。
中国科学院上海天文台によると、今回のブラックホールを撮影するEHT大型国際協力プロジェクトに参加した200人余りの科学者のうち、中国大陸出身の科学者は合わせて16人だったという。
EHT理事会首席は、「プロジェクトにおける中国の参加は多方面に及び、我々は中国と幅広い協力パートナシップを築いた」と語った。また、EHT科学委員会首席も、「20年前に中国の科学者と一緒にブラックホールを研究し始めた。天文学、電波天文学、宇宙天体物理などの分野で、中国は極めて重要な貢献をした」と指摘した。(提供/環球網・編集/黄テイ)
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