<サッカー>中国選手と入場の女の子が手つなぎ拒否! その理由は…―中国メディア

Record China    2019年4月16日(火) 20時50分

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15日、新浪体育によると、中国サッカー・スーパーリーグの試合前セレモニーで、選手と一緒に入場する少女が中国人選手と手をつなぐことを拒む一幕があった。

2019年4月15日、新浪体育によると、中国サッカー・スーパーリーグの試合前セレモニーで、選手と一緒に入場する少女が中国人選手と手をつなぐことを拒む一幕があった。

14日夜に行われた広州恒大―北京人和戦の試合前セレモニーで選手と子どもたち(エスコートキッズ)が手をつないで入場する際、入場口で待機していた少女が広州のDF張琳芃(ジャン・リンファン)と手をつなぐのを拒む様子が動画で撮影された。

少女が手をつなぐのを拒んだ理由はどうやら、張の腕に彫られたタトゥーにあったようだ。タトゥーが怖い少女は張が手を差し伸べても後ずさりするばかり。そこで、前にいたDF馮瀟霆(フォン・シャオティン)がすかさず「ほら、(こっちの腕にはタトゥーは)ないよ」と自分の手を差し出すと、少女はその手をしっかりと握った。かくして「メンバー交代」が成立し、選手と少年少女たちは無事ピッチへと入場したのである。

このハプニングについて中国ネットユーザーの多くは、「タトゥーは悪人の外的表現」という言葉を用いて茶化している。これは今年4月1日、浙江省の公安当局が「タトゥーは悪人の外的表現」と書かれた横断幕を街頭に掲出したという画像が中国のネット上で拡散し、後にネットユーザーによるエイプリルフールのいたずらであることが分かったという出来事にからめてのものだ。

このほか、「この子は、サッカーやる人はみんな悪いおじさんだと思ったかもしれない」「これが、中国でメッシのような神童が育たない理由だ」「だから、タトゥーを隠させるというのは間違ってないと思う」といった感想が寄せられた。

また、「人は見た目じゃないぞ。人の品格は内面次第だぞ」「うん、張の品行は確かにかなり素晴らしいからね」など、張をフォローするユーザーも見られたほか、「プレーが良ければ、タトゥーをしてたってかまわない」との意見も出ている。さらには「この子は、(選手と手をつなぐことができるという)自分の経験がとても幸せなことだということに気付いていないだろうな」との声もあった。(翻訳・編集/川尻

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