世界初!日本がメタンハイドレートからの天然ガス採取に成功=埋蔵量は1000年分―中国メディア

Record China    2013年3月14日(木) 13時16分

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13日、中国網は記事「中国エネルギー専門家:日本が“燃える氷”の分離に成功=世界のエネルギー構造転換を推進する可能性も」を掲載した。日本のメタンハイドレートからの天然ガス抽出に中国メディアも注目している。写真は中国石油大学。

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2013年3月13日、中国網は記事「中国エネルギー専門家:日本が“燃える氷”の分離に成功=世界のエネルギー構造転換を推進する可能性も」を掲載した。

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12日、日本政府は日本近海のメタンハイドレートから天然ガスを採取することに成功したと発表。世界で初めてメタンハイドレート採掘に成功した国となった。中国石油大学経済管理学院の王震(ワン・ジェン)院長は「日本の成功は世界のメタンハイドレート商業化にとって重要な一歩であり、世界のエネルギー構造の転換を推進する可能性もある」と評した。

“燃える氷”と呼ばれるメタンハイドレートは海底や凍土に眠っている物質だが、燃焼時の二酸化炭素排出量が石炭の約半分ということもあり、温室効果ガス排出量削減にも役立つと考えられている。現在、世界116カ所で埋蔵が確認されているが、その巨大な埋蔵量は天然ガス田とは比較にならない。科学者はメタンハイドレートの埋蔵量は人類の使用量1000年分に匹敵すると推定している。(翻訳・編集/KT)

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