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<羅針盤>「国民とともに」「永遠の不戦」を心がけられた平成天皇=歴代で初の訪中も実現―立石信雄オムロン元会長

立石信雄    2019年4月21日(日) 9時40分

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天皇陛下が退位され5月1日に皇太子殿下浩宮さまが即位される。平成天皇は公務をこなされ、被災地をはじめ全国各地をご視察、常に「国民とともに」を心がけられた。お会いしたりテレビで拝見したりするたびに、深い感動をいただいている。写真は皇居。

2019年4月30日、天皇陛下が退位され、翌5月1日に皇太子殿下・浩宮さまが即位される。平成天皇は筆者より3歳年長の85歳。にもかかわらず公務をこなされ、被災地をはじめ全国各地をご視察、常に「国民とともに」を心がけられた。お会いしたりテレビで拝見したりするたびに、深い感動をいただいている。

もう一つ、お言葉を聞いていつも感じるのは「平和友好」へのお志しである。73回目の終戦の日だった昨年8月15日に天皇陛下は全国戦没者追悼式に出席され、おことばを述べられた。「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」「ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」。ご発言の意味は重い。

日本は明治維新になってから、1945年の敗戦まで日清、日露、日中・太平洋戦争と約九年間に一度戦争している計算。そして戦後73年、主要国で日本だけが戦争をしなかった。戦後の平和は貴重であり、「永遠の不戦」を目指したいとの願いであろう。

1989年(平成元年)1月9日、平成天皇は「即位後朝見の儀」の折に国民向けたおことばの中で、「いかなる時も国民とともにあることを念願された御心を心としつつ、皆さんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たす」と誓われた。戦争を2度と繰り返さない政治体制、それを保障している日本国憲法を守るとの宣言である。これは戦争を悔悟し責任を感じていた昭和天皇からの引き継ぎ事項でもあると思う。

平成天皇は象徴としてのおつとめを果たすために、「永久平和」の思いを常に抱かれ、戦没者慰霊の旅を重ねられた。広島、長崎、沖縄、サイパン、パラオ、フィリッピンなど内外各地を訪れ、被災者に心を寄せられた。アジア諸国に慰霊の旅をし、天皇として史上初の中国訪問も実現された。

天皇陛下は昨年12月23日の平成最後の誕生日に向けた記者会見で「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」と平和への深い思いを吐露。さらに戦後の平和と繁栄が「多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず、戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました」と述べられた。

今年から戦没者追悼式には皇太子ご夫妻が新天皇、新皇后として出席され、戦争体験のない世代に引き継がれる。新しい時代の「象徴天皇」として、「国民とともに」「永遠の不戦」を踏襲されるであろう。

<羅針盤篇39>

■筆者プロフィール:立石信雄

1959年立石電機販売に入社。1965年立石電機(現オムロン株式会社)取締役。1995年代表取締役会長。2003年相談役。 日本経団連・国際労働委員長、海外事業活動関連協議会(CBCC)会長など歴任。「マネジメントのノーベル賞」といわれるSAM(Society for Advancement of Management)『The Taylor Key Award』受賞。同志社大名誉文化博士。中国・北京大、南開大、上海交通大、復旦大などの顧問教授や顧問を務めている。SAM(日本経営近代化協会)名誉会長。公益財団法人・藤原歌劇団・日本オペラ振興会常務理事。エッセイスト。

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