中国の経済成長が徐々に変化、ルイスのターニングポイント迎える―香港紙

Record China    2013年3月25日(月) 6時10分

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18日、香港紙は中国が「ルイスのターニングポイント」を迎え、労働力が変化しつつあると伝えた。写真は広東省東莞市で行われた就職フェア。

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2013年3月19日、環球時報によると、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは18日、中国の労働力が変化しつつあると伝えた。国内求心力を高め、国際環境が安定すれば、中国経済は今後数年は優勢を維持できる可能性が高いが、成長の質が変化しているという。

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記事は、農村部の余剰労働力が工業化の過程で不足に転じる「ルイスのターニングポイント」を中国経済が迎えていると指摘。同様の指摘は2000年代に入ってすぐ出ていたが、全国的な規模には至っていなかった。しかし、現在の中国は過半数の人口が都市部にあり、出生率の低下や高齢化も進んでいる。

中国政府は今回の国務院機構改革で、これまで国家人口・計画出産委員会が担ってきた人口政策研究・策定機能を国家発展改革委員会に移し、出産や定年退職年齢の引き上げを奨励して労働人口比率を高めようとしているが、人口構成に変化を生じさせるには時間を要するだろう。(翻訳・編集/岡田)

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