人口増加で悲鳴を上げる北京市、ゴミの量は処理能力を超え4〜5年で埋め立て地は満杯に―中国

Record China    2013年3月22日(金) 9時10分

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20日、京華時報によると、中国社会科学院と首都経済貿易大学及び国家発展改革委員会は、北京市・天津市・河北省の首都圏の資源に関する報告書を発表した。写真は北京市のゴミ捨て場。

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2013年3月20日、京華時報によると、中国社会科学院と首都経済貿易大学及び国家発展改革委員会は、北京市・天津市・河北省の首都圏の資源に関する報告書を発表した。

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それによると、北京市の2011年の常住人口は2018万6000人に達し、人口密度は1999年の766人/平方キロメートルから、2011年は1230人/平方キロメートルに増加した。北京市の都市資源はすでに同市の全人口を賄いきれなくなっているという。また、首都圏は水源の不足が深刻で、現在の北京市の水源は人口の約4割に当たる667万人にしか対応できない。

さらに、ゴミも問題になっている。北京市の2009年の生活ゴミは669万トンで、1日1.83トンのゴミができている。一方、同市のゴミの処理能力は1日1.27トンが限度で、毎日処理しきれないほどのゴミが出ている。報告では北京市のゴミ処理がいいかげんであるため、このような事態が起きていると指摘している。同市ではゴミの分別がはっきりしておらず、処理も埋め立てが主流で、焼却やバイオ処理といった方法はあまり使われていない。このままいけば、北京市の大部分のゴミの埋め立て場所は4〜5年で満杯になるという。(翻訳・編集/内山

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