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2007年4月3日、息子を殺害した父親の裁判が、北京市内の裁判所で始まった。係官に両脇を支えられるように入廷した被告は82歳。
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2007年4月3日、息子を殺害した父親の裁判が、北京市内の裁判所で始まった。係官に両脇を支えられるように入廷した被告は82歳、昨年12月、同居していた息子とトラブルになり包丁で刺し殺したという。
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警察の取調べでは、事件が起きた状況について、息子が酒に酔って自分を非難したため刺した、としか話さなかったが、法廷では、自分が非難され、息子の肩をモップの柄で叩いたところ、逆上した息子が包丁を持ち出して自分を殺そうとした、平手打ちで身をかわし、落ちていた包丁を取り上げて首を刺した、と詳細に供述した。
息子は50歳を過ぎていたが、離婚し仕事も辞め、父親と同居していた。普段は家事を受け持ち、父親の世話をしていたが、ひとたび酒に酔うと人格が変わり、トラブルが絶えなかったという。(翻訳編集・WF)
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