Record China 2013年3月25日(月) 15時55分
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24日、東日本大震災で被災した児童に、亡き母からの手紙が届いたというエピソードがネット上で話題になっている。3年後の子供に手紙を書こうというキャンペーンで書かれた手紙が、時を越えて兄妹たちの手に渡ったのだ。写真は11年3月15日、震災後の宮城県石巻市。
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2013年3月24日、台湾のニュースサイト・NewTalkによると、東日本大震災で被災した宮城県に住む8歳の児童たちに亡き母からの手紙が届いた。3年前、あるランドセルメーカーが実施した、3年後の子供に手紙を書こうというキャンペーンの際に書かれた手紙が、時を越えて兄妹たちの手に渡ったのだ。
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母親は震災発生時、車を運転して家に戻ろうとしたところ、津波に巻き込まれて帰らぬ人となった。幼い子供にとって母の死はあまりにも衝撃が大きく、それからというもの、8歳の娘は母親が使っていた髪をとめるゴムバンドをいつも腕につけていた。
母親は3年前、3年後の子供に手紙を書こうと呼びかけるランドセルメーカーのキャンペーンに参加していた。そこで、震災で母が亡くなったことを知ったメーカーが、直接手紙を子供に届けに来たのだった。受け取った子供たちはその日の晩、天国の母に向けて返事を書いたという。
この心温まるエピソードがメディアで報じられると、facebook上で3500回以上シェアされ、見た人からは「心を打たれた」、「今を大切にしよう」といったコメントが寄せられた。「災害の前に人はちっぽけな存在だが、愛は無限。後で後悔することのないよう、周りの人たちのために何かをしよう」という書き込みも見られ、多くの人が映像を見て目をうるませた。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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