Record China 2019年5月7日(火) 16時0分
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5日、中国メディアの同花順財経は、日本のテレビ市場におけるハイセンスの躍進について紹介する記事を掲載した。写真はハイセンス。
2019年5月5日、中国メディアの同花順財経は、日本のテレビ市場におけるハイセンスの躍進について紹介する記事を掲載した。
記事は、「日本のテレビ市場ではこれまで日本ブランドが強かったが、中国ブランドのハイセンスの4Kテレビ『A6800』や、レグザエンジン搭載の『U7E』は日本のネット上で高い評価を得ている」と紹介。「画質の良さに驚く」、「レグザエンジンは本当に素晴らしい」、「思った以上に音質がいい」、「スクリーンとベゼルが本当に薄い」、「不満はない。大満足だ」などの声を紹介した上で、「伝統的な消費観念に変化が出ており、中国ブランドのハイセンスの台頭を示している」と主張した。
その上で、調査会社IHSのデータを基に、「18年度の日本市場におけるハイセンスのシェア率は15.8%になり、ソニーの13%を超えた」と指摘。また、「調査会社のGFKによると、今年の1週から15週までの期間におけるハイセンスの日本市場シェア率は21.38%で、パナソニックを超えて2位になった」と伝えた。
また、「カラーテレビ技術が最高峰で消費者の要求が最も高い日本市場で、ハイセンスのテレビが成功していることは、デュアル・ブランド戦略と切っても切り離せない関係がある」と分析。18年に東芝のテレビ事業を譲渡されて以降、双方はディスプレイ技術や製品製造、ブランドなどの方面での優位性の融合を進めたと論じた。
そして、「日本の消費者からの信頼は、ハイセンスがグローバル市場で信頼を得る助けになった。近年ではサッカーの欧州選手権やワールドカップといった世界的な試合のスポンサーとなることで、ハイセンスの知名度とブランド好感度を上げてきた。18年の『中国企業海外イメージ調査』でハイセンスは中国家電業界において海外で最もイメージの良い企業として1位になった」と紹介した。
さらに、ハイセンスは中国市場シェア率が2割を超えて14年連続で販売数1位となっているほか、南アフリカやオーストラリアなどの国でも安定して上位3位に入っているとも指摘。「今では日本市場でもよい成果を収めていることは、ハイセンスが先進的な製品とハイエンドなブランドによって、最も難しい日本の消費者の心をつかみ、世界で最も難易度の高いテレビ市場を攻略したことを意味する」と論じた。
最後に記事は、「日本の消費者からの信頼と日本市場でのシェア獲得は、ハイセンスがグローバルブランドとして台頭しており、中国のテレビブランドとして新たなイメージを形作ったことの縮図に過ぎない。中国ブランドのテレビの新たな時代が、まさにやって来た」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
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