イーキン・チェン、チンピラ映画「欲望の街」への主演で政府から“封殺”!続編出演はスタッフのため―香港

Record China    2013年3月29日(金) 21時20分

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28日、香港の俳優イーキン・チェンが、人気シリーズ映画の影響でかつて香港政府から“封殺”された過去を語った。写真はイーキン・チェン。

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2013年3月28日、香港の俳優イーキン・チェン(鄭伊健)が、人気シリーズ映画の影響でかつて香港政府から“封殺”された過去を語った。聯合報が伝えた。

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90年代にブームを巻き起こしたバイオレンスアクション映画「欲望の街 古惑仔」シリーズ。人気コミックを映像化したもので、“古惑仔”と呼ばれ闇社会に生きるチンピラを演じたイーキン・チェンは、同シリーズで一躍アジアスターの座をつかんだ。

しかし最近、香港メディアのインタビューで本人が明かしたところによると、映画でのイメージがあまりに強烈で、当時は香港政府から「青少年に悪い影響を与える」として“封殺”の対象になったという。政府機関の圧力のためか、それまでイメキャラやCMに起用していた社会団体などもそっぽを向くようになり、完全に干されてしまったという。

イーキン自身、当初は原作コミックのファンだったので出演オファーを承諾した。しかし、続編については社会的なマイナスイメージが気になり、乗り気ではなかった。続編の中には「嫌いな作品もある」と語っている。

では、なぜ続編に出演し続けたのか?それは当時、香港映画界の不景気が原因だった。自分が拒否すれば、映画スタッフが仕事を失うことになる。「欲望の街 古惑仔」シリーズは当時、数少ない“稼げる”映画だったため、スタッフらと力を合わせて戦う覚悟で出演していたと語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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