深刻な大気汚染や道路状況の変化で、かつての自転車天国も今や幻!―北京市

Record China    2013年3月31日(日) 8時41分

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28日、かつて自転車天国だった北京は道路状況の変化や深刻な大気汚染の影響で自転車に乗れるような環境ではなくなってしまった。写真は天安門広場。

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2013年3月28日、環球時報によると、ブルームバーグは27日、かつて自転車天国だった北京は道路状況の変化や深刻な大気汚染の影響で自転車に乗れるような環境ではなくなってしまったと伝えた。

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10年前、北京はまさに自転車天国だった。当時は自転車専用道路はなかったものの、多くの人が通勤や通学の交通手段として自転車を利用していた。信号が変わると一斉に動き出す自転車の大群の様子は壮観で、自転車は間違いなく道路の主役だった。

中国経済の発展に伴い、多くの人が憧れていた商品・自動車を手に入れることができるようになり、北京の道路状況は大きく変化した。さらに、大気汚染が深刻になったことによって、人々は交通手段としての自転車の選択を放棄せざるを得なくなった。

北京には地下鉄があるが、混雑がひどい。結局のところ、外出には自動車が最高の選択になり、こうした選択がさらなる渋滞や大気汚染を引き起こす結果となっている。

北京市政府は現在、車両台数を制限するため乗用車の新規登録制限を実施しているが、北京のきれいな大気と自転車を再び取り戻すためには、さらに多くのテストや規範化が必要となるだろう。(翻訳・編集/HA)

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