このタイガーバームガーデンはお馴染み「タイガーバーム」の売り上げで富を得た胡文虎(Aw Boon Haw)によって造られたもの。1950年代に一般公開されてからは世界中の観光客が集まる場所となっていたが、残念ながら閉園して2001年に香港政府の管理下に置かれた。尚、2009年に第1級歴史的建築物に指定されている。その後、歴史的建築物を新しく再利用するプロジェクトの1つに選ばれ、2019年に新しく【虎豹樂圃 Haw Par Music 】として再オープンに至った。
音楽と社会相互活動の場の中心となるべく産まれ変わった虎豹樂圃 Haw Par Music。中国のみならず西洋の音楽のため、そして心豊かな暮らしの為の活動に利用されていくことになる。園内のメインビルでは音楽クラスや各種演奏会などが行われる。入り口ではかつてのタイガーバームガーデンを偲ばせる、一風変わった虎の置物が入り口で訪れる人を迎えている。
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