2025年にはインドが世界一の人口大国に。中国は少子高齢化時代に突入

国連人口基金は人口予測を発表した。予測によれば、中国の人口は2033年にピークを迎え、14.6億人に達する見込み。2025年にはインドが中国を抜き、世界一の人口大国になる見込みだ。

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国連人口基金は定期的に今後の世界人口の推移を発表している。職員の李南（リー・ナン）氏によると、2025年にインドが中国を抜き、世界一の人口大国となる見込みで、前回の予測と比べてその時期は5年も早まったという。2025年段階、両国の人口は14億人との見込みだ。

現在、中国の人口はいまだに増加しつつあるものの、その速度は低下している。2030年には人口増加はほぼゼロになり、以後は減少へと転じるという。これは「一人っ子政策」の影響であり、女性一人あたりの平均出生数は、1950年代の6人から、現在は1.7人まで低下したという。中国社会は今後急速に少子高齢化時代を迎えることになる。（翻訳/編集・高口康太）