Record China 2019年5月17日(金) 11時20分
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15日、韓国・JTBCによると、韓国高速鉄道のKTXが割れた窓ガラスにテープを貼った状態で運行していたことが分かった。写真はKTX。
2019年5月15日、韓国・JTBCによると、韓国高速鉄道(KTX)が割れた窓ガラスにテープを貼った状態で運行していたことが分かった。
記事によると、同日午前9時30分にソウルの龍山駅を出発した木浦行のKTXは、客室の窓が割れた状態だった。窓には半透明の接着シートが貼られていたが、運行中はシートが風で激しくなびき、速度が上がるほど隙間風の音が大きく客室内に響いたという。
割れた窓の横に座っていた客は別の席に移動したものの、目的地に着くまでの2時間ほどを不安な気持ちで過ごしたという。同客は「席を前日に予約をした。その時点で(窓が割れていることを)通知するべきではないか」と話している。
問題のKTXは14日夜に馬山駅からソウル駅に向かう途中に線路の砂利が跳ねてぶつかり、窓が割れたという。
KTXを運営する韓国鉄道公社(KORAIL)は「すぐに代替できる列車がなかったためマニュアル通りに臨時措置をした。安全面に問題はなかった」と説明したという。
しかし、韓国のネットユーザーからは「国民の命を何だと思っているのか」「本当に便利なマニュアルだね」「北朝鮮に高速鉄道を敷いてあげるために節約しているのか?」と怒りの声が上がっており、「窓が割れているならその車両には客を乗せてはいけない。もしくは事実を伝えて割引し、それでも乗ると言った客だけを乗せるべき」「壊れた窓の近くの乗客には事前に連絡するべきだった」「乗客の安全が第一。窓が割れていたら運行を中断すべきだよ」「臨時措置が適当過ぎる。シートが風になびいている状態が正常だと思う?もっと頑丈なテープがあったでしょ」などと指摘する声が寄せられている。
一方で「大した問題じゃない」「何の問題も生じなかったのだからいいんじゃない?」「窓を交換するまで待てと?それはひどくない?」など楽観的な声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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