鳥インフルや大気汚染対策、日中関係緩和の突破口になるか―米華字メディア

Record China    2013年4月9日(火) 0時12分

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7日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、日中関係について、「鳥インフルエンザウイルスや大気汚染問題が緩和の突破口になる可能性がある」と指摘した。写真は湖北省武漢市で行われた鳥インフルエンザの救急処置演習。

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2013年4月7日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、尖閣諸島の領有権をめぐり緊迫化した日中関係について、「鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染や大気汚染問題が緩和の突破口になる可能性がある」と指摘した。

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領有権問題では譲らない日中両国だが、環境汚染や感染症対策では共同歩調を取り始めた。08年の四川大地震、11年の東日本大震災では、両国の民間相互支援が友好関係を強め、政治対立を緩和する効果を上げている。

中国で悪化する大気汚染問題で、日本政府は原因となっている微小粒子状物質「PM2.5」対策支援を申し出た。中国政府は3月、「欧州に技術協力を要請した」と断ったものの、4月に入って申し出を受け入れた。日本政府関係者によると、中国から飛来する汚染物質は日本にも影響を与えることから、中国側に粘り強く協力の必要性を訴え、最終的に受け入れられたという。

また、報道によると、鳥インフルエンザ問題で中国政府はH7N9型ウイルスの遺伝子情報を日本に提供する意向を示している。日本の国立感染症研究所の要請を受けたもので、情報はワクチン開発に用いられる計画だ。(翻訳・編集/AA)

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