年初以来、中国経済は強い成長力を示し、開放姿勢を引き続き堅持し、外国資本への魅力も依然、増している。中国商務部の統計によると、2019年1月から4月にかけて、中国の外国資本の利用額は安定的に増加しているという。中国で新たに設立された外国資本投資企業は1万3039社に達し、実際に利用した外資は451億4000万ドル（約3052億4000万元）に上り、前年同期比で6．4％増加したという。

国連貿易開発会議が発表したレポート「Global Investment Trends Monitor」によると、昨年、全世界で外国への直接投資が持続的に縮小する中、中国市場に流入する外国資本の伸び率が鈍化することはなく、依然として発展途上国の第1位だったという。また、中国米国商会が発表した2019年の「中国ビジネス環境調査報告」によると、広い市場と改善されつつあるビジネス環境で、中国が世界的投資の最優先の目的地となったことがわかった。

中国市場に対する世界の投資信頼がはっきりと見え、中国の発展の世界的な投資に対しての魅力はより強くなっている。こういった「魅力」は中国の開放措置、広い市場および持続的に改善されているビジネス環境から来るものだ。

中国商務部の関係部門の責任者は、「現在、世界経済と貿易の成長は鈍化しており、世界の資金獲得競争は激化している。外資利用により有利な条件を生み出すために、我々は試練を機会に変え、外国企業の投資環境を改善し、より積極的に市場規模やインフラなどにおいてのメリットを発揮しなければならない」と語った。（提供/環球網・編集/黄テイ）