人民網日本語版 2019年5月22日(水) 23時50分
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「しびれる辛さの料理」と言えば、多くの人が「四川料理」を連想するだろう。現在、日本でも四川料理のチェーン店が増えているのを背景に、舌がピリッとしびれるスパイス・花椒が大人気となり、「花椒旋風」を巻き起こしている。写真は麻婆豆腐。
「しびれる辛さの料理」と言えば、多くの人が「四川料理」を連想するだろう。現在、日本でも四川料理のチェーン店が増えているのを背景に、舌がピリッとしびれるスパイス・花椒が大人気となり、「花椒旋風」を巻き起こしている。中央テレビ網が伝えた。
東京で四川料理チェーン店を展開する「陳家私菜」のメニューの半分以上がしびれる辛さの料理だ。中でも、花椒や藤椒などのスパイス23種類が入り、石焼鍋で提供される麻婆豆腐が若者の間で人気を博している。
店の責任者は、「いろんな味の花椒を入れているため、普通の麻婆豆腐よりも、舌がしびれ、味もおいしい。毎日約100食売れる」と胸を張る。
ある男性客は「(この麻婆豆腐には)しびれの良さがある。辛いだけの麻婆豆腐はたくさんあるが、辛くて、しびれて、おいしいという、三拍子揃っているのが陳家私菜のいいところ」と話した。
花椒が日本でブームになるにつれ、しびれるような辛さの料理が好きな若者が、「麻辣連盟」を立ち上げ、2017年から3年連続で、東京で「四川フェス」を開催している。
麻辣連盟の中川正道総裁は、「20代から30代の若い人たちが、特に花椒のようなしびれる料理が好き。そういう料理をいっぱい食べて、汗かいて、話して、お酒飲んで、ストレスを発散している」と話す。
現在、日本の多くの食品メーカーがこれらを商機と見なし、花椒入りを売りにしたインスタントラーメンやパスタのソースなどを打ち出している。ある調査によると、2018年だけでも、日本は中国から花椒を40トン輸入した。1キロ当たり平均2200円でやり取りされている。日本の花椒市場の規模は4年間で2倍以上拡大した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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