不動産会社のOL、業績アップを狙って整形するも悲惨な結果に―北京市

Record China    2013年4月17日(水) 14時20分

拡大

16日、北京で不動産会社に勤めるOLが業績アップを図り、100万円近くを費やしてドバイで豊尻手術を受けた。ところが、手術は失敗。帰国1年で修復手術を受けるはめになってしまった。

(1 / 4 枚)

2013年4月16日、中国新聞網によれば、中国の首都・北京市にある不動産会社で営業職として勤めている女性会社員が業績アップを図り、6万元(約95万円)を費やしてドバイで豊尻手術を受けた。ところが、手術は失敗。帰国1年で修復手術を受けるはめになってしまった。

その他の写真

女性はすでに20回以上も整形手術を受けており、全身の至る所を整形していた。彼女の弁によると、同業者は男女問わず多くの人が美容整形経験者。競争の激しい業界で勝ち抜くためには「容姿がとても重要」と、この女性は固く信じている。しかし、2年ほど前にウエストの脂肪吸引をしたところ、臀部(でんぶ)に不自然なくぼみが生じてしまい、それに伴って営業成績も急降下してしまった。そしてこれを修復するため、多額の費用を費やしてドバイまで飛び、豊尻手術を受けることにした。

ドバイでは3回に分けて合計1リットルの充填(じゅうてん)物を注入し、女性らしい魅力的なヒップがよみがえった。ところが、手術から1年もたつと太ももにゼリー状のただれが生じ、ウエスト部分もスカートがはけないほど変形してしまった。女性は泣きながら病院を訪れた。

女性の修復手術を行った広東省武装警察病院美容整形センターの専門医によれば、女性の臀部に注入されていたのはポリアクリルアミドゲル(PAAG)の一種で、注入量が多すぎると毒性が高まる危険があるほか、様々な副作用が生じる恐れがあるという。

美容整形を兼ねた海外旅行がブームとなっているが、帰国してから詐欺や医療事故に気づいても補償が受けられない場合も多い。言葉の壁から十分な意思の疎通ができないまま手術を受けることになったり、術後のケアが不十分だったりする場合もあり、「消費者はもっと慎重になるべきだ」と医師は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携