<雅安地震>大地震とソーシャルメディア=早かった中国政府の対応―中国

Record China    2013年4月22日(月) 6時40分

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20日、BBC中国語版は記事「中国民衆、微博で雅安地震の最新情報に注目」を掲載した。いわゆる中国版ツイッターの活用など、中国政府は素早い対応を見せた。写真は大きな被害を受けた雅安市蘆山県龍門郷。

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2013年4月20日、BBC中国語版は記事「中国民衆、微博で雅安地震の最新情報に注目」を掲載した。

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20日午前8時2分、四川省雅安市でマグニチュード(M)7.0クラスの地震が起きた。震源の深さは13キロ。家屋の倒壊などの被害が相次ぎ、中国中央電視台(CCTV)の報道によると、21日午前9時半時点で死者179人、負傷6986人の被害が確認されている。

今回の地震で情報伝達の大きな力となったのはソーシャルメディアだった。いわゆる中国版ツイッター、マイクロブログ(微博)で被災地住民が最新の写真、情報を公開。ネットユーザーに情報が伝達された。マスコミもマイクロブログの写真を取り上げ、被災地の状況がいち早く伝わった。また多くの市民がマイクロブログで被災者の無事を祈った。

中国官制メディアも微博を大いに活用している。中国国際救援隊は被災地住民に信頼できる被災地情報を提供するよう呼びかけたほか、余震に注意することなど被災地での行動指針を公開した。中国気象台も現地の天気情報を伝え、救援活動に有利だと報じている。

微博でのいち早い対応も含め、中国政府の対応は08年の四川大地震よりも明らかに早かった。20日午後1時には李克強(リー・クーチャン)首相は飛行機で被災地に向かっている。(翻訳・編集/KT)

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