ニュージーランド副首相の中国語ニックネームは差別的?―中国紙

Record China    2019年5月30日(木) 10時40分

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29日、環球時報によると、ニュージーランドのウィンストン・ピータース副首相に付けられた中国語のニックネームが現地社会に波風を立てた。写真はニュージーランド。

2019年5月29日、環球時報によると、ニュージーランドのウィンストン・ピータース副首相に付けられた中国語のニックネームが現地社会に波風を立てた。

現地の華字メディアは「ピータース」を「皮特斯」と表記し、同氏を「老皮」(※「老」は敬意を示す)と呼んでいる。このニックネームについて、1人の中国問題専門家が今月、立法府である代議院の委員会に自身が受け取った匿名の手紙を提出。手紙には「『老皮』には人を悪者呼ばわりする意味がある」という主旨の文章が書かれており、この専門家は「差別的(呼称)だ」「中国の影響力がニュージーランドに浸透したことを示す有力な証拠」と主張したもようだ。

この問題に対し、華字メディア側からは「文字の迫害」と反発の声が上がった。さらに副首相自身も「私が得たアドバイスは、『老皮』という呼称に人をけなす要素は含まれないというものだった」とコメント。ただ、「中国語に精通した7人に取材した」というあるメディアは、「けなし要素の有無について彼らの意見は分かれた」と報じたという。(翻訳・編集/野谷

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