Record China 2019年5月31日(金) 5時40分
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29日、観察者網は、19年第1四半期のスマートフォンの世界シェアでアップルのシェアが低下し、ファーウェイがシェアを伸ばしたと伝えた。写真はアップル。
2019年5月29日、観察者網は、第1四半期の世界スマートフォン市場でアップルのシェアが低下したと伝えた。
記事は、28日に調査会社ガートナーが発表した最新の研究報告を紹介。それによると、19年第1四半期のアップルのスマートフォン販売台数は約4460万台で、前年同期比で約1000万台減少した。これにより、アップルの市場シェアは1年前の14%から11.9%に低下し、華為技術(ファーウェイ)に続く3位となった。
専門家は、「19年第1四半期にアップルは値下げを実行したが、消費を刺激し販売台数を増やす効果は出なかった」と分析。「アップルは、買い替え周期延長という問題に直面している。新機種に説得力のある価値や効果がないためだ」としている。
このほか、サムスンのシェアは世界1位を確保しているものの、販売台数は減少していると記事は指摘。昨年同期比で約700万台減となっており、シェアも20.5%から19.2%に落としている。記事は、「この2社の低迷はスマホ業界全体の低迷の縮図となっている」とし、「ガートナーによると、19年第1四半期の世界全体のスマホ販売台数は昨年同期比で2.7%減少した」と伝えた。
しかし、記事によると、ガートナーはファーウェイについては楽観的な見方を示しているという。19年第1四半期にファーウェイは約5840万台を販売しており、前年同期比で約1800万台増加した。世界シェアも昨年第1四半期の10.5%から15.7%へと伸ばしており、専門家は「中国と欧州での優位性が突出しており、中国では販売台数が69%増、欧州でも33%増となった」と指摘した。
記事はその一方で、専門家の認識として、ファーウェイのスマホがグーグルのアプリやサービスを使用できなくなった場合、ファーウェイの国際的なスマホ業務に悪影響となり、増加を続けている販売台数が抑制されるかもしれないと論じた。(翻訳・編集/山中)
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