朝鮮半島危機の沈静化傾向に伴い、韓国の破綻リスクが減少―韓国メディア

Record China    2013年4月25日(木) 8時10分

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23日、韓国「亜洲経済」によると、北朝鮮による連日の挑発行為が沈静化しつつあり、それに伴い韓国の国家破綻の危険性が徐々に低下しつつある。資料写真。

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2013年4月23日、韓国「亜洲経済」によると、北朝鮮による連日の挑発行為が沈静化しつつあり、それに伴い韓国の国家破綻の危険性が徐々に低下しつつある。人民網が伝えた。

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米スーパーデリバティブズが23日に発表したデータによると、22日現在、韓国国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)指数は76.68bp(1bp=0.01%)。今月15日(83.28bp)から5営業日で6.6bp(7.9%)の下落を見せた。

先月7日、欧州安全保障協力機構が北朝鮮への制裁を強化する決議を採択した後、韓国のCDS指数は60bpが85bp前後に急上昇していた。CDSとは債券を発行する国家や組織の破綻リスクを反映する金融派生商品である。CDS指数が低ければ、その企業、あるいは国が破綻する可能性が低いとされる。

証券会社の分析によると、北朝鮮は今月15日の「太陽節」にミサイル発射等の挑発行為を行う可能性があるとみられていたが、対外的な行動が起こらなかったために、北朝鮮による脅威のレベルが低下、それに伴い韓国の破綻リスクも低下している。

米ボストン・マラソン大会爆発事件後、北朝鮮への注目度が大幅に低下したことも要因の一つ。米国の主流メディアでは朝鮮半島に関する報道が激減し、韓国に派遣された従軍記者もほとんどが帰国している。

だが、開城(ケソン)工業団地の操業停止から2週間がたち、北朝鮮は東海岸にミサイル発射車両2台を移動させている。朝鮮半島危機が去ったと断言するのは時期尚早だ。

周辺国の破綻リスクも上下を繰り返しており、日本の国債CDS指数は今月3日の76.17bpから徐々に低下し、現在は67.41bpとなっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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