Record China 2019年10月18日(金) 11時40分
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17日、参考消息は、着陸する際の滑走距離を縮める目的でF-35Aステルス戦闘機に取り付けられたドラッグシュートがしばしば故障し、再設計が必要だとの見解をノルウェー空軍が示したと報じた。写真はF-35。
2019年10月17日、中国メディアの参考消息によると、着陸する際の滑走距離を縮める目的でF-35Aステルス戦闘機に取り付けられたドラッグシュートがしばしば故障し、再設計が必要だとの見解をノルウェー空軍が示した。
記事は、米メディア「ポピュラー・マシン」の15日付報道を引用。ノルウェー空軍は現在、古くなったF-16戦闘機56機をF-35A戦闘機52機に世代交代させる動きを進めているとした上で、「ノルウェー空軍は新しい戦闘機におおむね満足している。ある1点を除けば」とし、ドラッグシュートに問題があることを指摘したと伝えている。
そして、滑走路が凍結して滑りやすいことなどから特に着陸後の滑走距離の短縮が求められる状況を考慮し、ノルウェー空軍は「多くても1万回に1回の故障」というドラッグシュートの安全基準を設けているものの、現状ではこれを上回る頻度で故障が発生していると紹介。現在ロッキード・マーティン社がこの基準を満たすための設計調整を行っており、同空軍は2020-21年の冬季までの問題解決を望んでいるとした。
記事によれば、このドラッグシュートはケブラーと呼ばれる繊維でできており、昨年2月にノルウェーの空軍基地でテストが行われた上で採用されたという。(翻訳・編集/川尻)
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