2013年4月26日、中国のインターネット上に公開された「史上最高にすごくて珍しい高校の卒業写真」にアクセスが集中している。都市快報が伝えた。

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この写真を公開したのは、浙江省杭州市の交通職業高級中学（日本の高校にあたる）の3年生。生徒の説明では、卒業写真撮影のために生徒と教師が4列に並んでいるが、その最前列に置かれた学校責任者用の椅子4脚には誰も座っていない。本来ならば、そこに校長、副校長2人、学校党書記1人が座っていなければならない。生徒は「全部で10数クラスの卒業写真のいずれにも、校長先生たちは欠席した。後で写真館が画像処理するそうだ。卒業写真は生徒にとっても学校にとっても大切な写真なのに、校長先生たちが1人も参加しないなんてありえない。担当教師も参加しなかったんだ」と書き込んだ。

この写真を見たユーザーらは「学校責任者は何を差し置いても卒業写真に参加するべき。それは自分を大事にすることでもあり、生徒を大事にすることでもある。自分の仕事にもっと誇りを持つべきだ」と痛烈に批判。「画像処理された卒業写真なんて信じられない！どこの学校？マジ、ヤバいんだけど」というコメントも。

同校の校長は「この写真は本物。当日は4人の責任者のうち1人は学校にいたのだが、1人だけ写っても仕方ないので欠席した。これまではいつも全員で撮影に参加したが、今年は特別な事情があった」と説明。ネット上で騒がれていることについては「別に大したことではない。用事があるから欠席した。よくあることだ」と語った。卒業写真の画像処理について、ある教師は「これまでも画像処理をしたことはあるが、それは軍事訓練に行った生徒のためだった」と話している。（翻訳・編集/本郷）