Record China 2013年4月27日(土) 6時45分
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25日、北京市望京地区のこども病院前で、十数羽の鳥が死んでいるのが発見された。情報を聞きつけた周辺住民は皆、戦々恐々とし、鳥インフルエンザ(H7N9型)と関連があるのではないかと心配している。写真は事件のあったこども病院。
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2013年4月25日、「法制晩報」によると、北京市望京地区のこども病院前で、十数羽の鳥が死んでいるのが発見された。情報を聞きつけた周辺住民は皆、戦々恐々とし、鳥インフルエンザ(H7N9型)と関連があるのではないかと心配している。現在、既に動物防疫部門により鳥の死骸は処理され、付近の消毒が行われた。鳳凰網が伝えた。
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鳥の死骸が最初に発見されたのは、病院南側のガラス張りの壁の前、5メートルほどの歩道の上だった。24日午前8時半、病院スタッフが十数羽の鳥が倒れているのを発見、確認に行ったときには既に大半が死んでいたが、まだ羽をばたつかせている鳥も何羽かおり、人が近づいたために、必死の様子で飛び去ったという。
すぐに市の疾病予防管理センターと動物衛生管理所に連絡し、駆けつけた作業員により、周辺は封鎖された。専門的な消毒が行われ、鳥の死骸は検査機関に運ばれた。
監視カメラの映像を確認すると、1分間の間に、十数羽の鳥が次から次へと地面に落ちてきたのがわかる。「ガラス張りの壁が反射したために、鳥たちが誤ってぶつかったのではないか」と院長は推測する。鳥はスズメ目の渡り鳥の一種で、春の移動の最中だったことが分かっている。
25日、事件を担当した北京市朝暘区の動物疫病防止部門の作業員は記者に対し、「鳥の死骸は現在、H7N9型ウィルスを持っているか検査中である」と話した。
25日の時点で、鳥の死因が疲労や飢餓、或いは建物にぶつかったためなのかはまだわかっていない。しかし、これまでの渡り鳥の調査から、移動の途中で何らかの原因によって死亡するケースはあるという。
「法制晩報」の続報によると、26日午前、朝暘区の動物疫病防止部門は、検査の結果、鳥の死はH7N9型ウィルスとは関連性がないと発表した。また、鳥に目立った外傷はなく、解剖で体内から大量の寄生虫が発見されたことから、それが死因である可能性があるが、まだ特定はできず、現在も調査中である。(翻訳・編集/XC)
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