Record China 2019年6月4日(火) 19時50分
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3日、米華字メディアの多維新聞は、中国の通信機器大手、ファーウェイについて「スマートフォン市場で韓国のサムスン電子を抜いて世界トップになるという目標は『前途遼遠(りょうえん)』に変わりつつある」と報じている。資料写真。
2019年6月3日、米華字メディアの多維新聞は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)について「米政府による輸出禁止措置を受け、ファーウェイのスマートフォンの生産ラインの一部が止まったほか、ファーウェイの子会社による半導体開発も滞るなど、スマートフォン市場で韓国のサムスン電子を抜いて世界トップになるという目標は『前途遼遠(りょうえん)』に変わりつつある」と報じている。
記事によると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは3日、消息筋の話として、台湾のテック製造メーカーのフォックスコンが、ファーウェイのスマートフォンの生産ラインの一部を止めたと報じた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルも2日、米政府による輸出禁止措置を受け、半導体設計企業のARMがファーウェイ傘下の海思半導体(ハイシリコン)との取引を停止し、ファーウェイの新チップ開発は約36カ月遅れるとの見方があることを伝えている。
ファーウェイは2019年末までに中国のスマートフォン市場のシェアで50%を獲得し、20年末までに世界の市場シェアでサムスンからトップの座を奪うという目標を立てている。だが「サムスン超え」について、ファーウェイのサブブランド、栄耀(Honor、オーナー)の趙明(ジャオ・ミン)総裁は「状況は変わった。目標達成は時期尚早だ」と述べているという。(翻訳・編集/柳川)
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