Record China 2013年4月29日(月) 19時14分
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28日、環球時報は記事「オランダ、火星永久滞在者を初募集=600人以上の中国人が問い合わせ」を掲載した。なんと片道切符での火星移住希望者を募集する企業が現れた。移住計画の費用の一部はテレビ番組制作で埋め合わせるという。資料写真。
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2013年4月28日、環球時報は記事「オランダ、火星永久滞在者を初募集=600人以上の中国人が問い合わせ」を掲載した。
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22日、米ニューヨーク市でオランダの非営利企業マーズ・ワンは記者会見を開き、火星移住計画の募集を始めることを発表した。同社は2023年に男性2人、女性2人を火星に送る計画を立てている。以後2年おきに4人ずつ新たなメンバーが送られる。
火星にはロボットによって事前にコロニーが作られる予定。野菜を作る温室もあり、自給自足を目指すという。将来的には魚の養殖にもチャレンジすることも検討している。また、インターネットも備え、地球の家族や友人とも通信が可能。ただし火星移住は片道切符で、地球に戻ることはできない。
ユニークなのは資金調達方法だ。60億ドル(約5880億円)もの予算が必要だが、火星移住のリアリティーショー番組を販売することで一部を回収する見通しだ。果たして本当に実現するのか、怪しく思われるような話だが、過去1年間に2万件以上もの問い合わせがあるなど注目されている。中国からも600件以上もの問い合わせがあった。
ついに募集が始まったが、18歳以上、社交能力とサバイバル能力を持つこと、英語能力が条件となる。現在、マーズ・ワン社のウェブサイトでオンライン審査の受付が始まっている。申し込みには出願料が必要で、米国人が申し込む場合には38ドル(約3720円)となる。(翻訳・編集/KT)
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