大学生の連休、互いの寮の部屋を宿泊に提供する「ベッド交換旅行」人気=目的は旅費節約―中国

Record China    2013年5月1日(水) 21時11分

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30日、5月の大型連休を利用して旅行に出かける大学生の間で今年流行しているのは、遠く離れた友人同士が互いの入居する学生寮の部屋を提供し、宿泊に利用することだ。写真は江蘇省揚州市の大学の学生寮。

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2013年4月30日、中国では5月1日の労働節(メーデー)を含む大型連休に突入した。休暇を利用して多くの大学生が旅行に出かけるが、今年は彼らの間で「ベッド交換旅行」が流行しているという。武漢晩報(電子版)が伝えた。

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「ベッド交換旅行」とは、遠く離れた大学生同士が、互いの入居する学生寮の部屋を提供し、宿泊に利用して旅行することだ。ホテル代が節約できるという理由で学生たちに大人気だという。江西科技学院の学生・談(タン)さんは、ネット上にベッド交換旅行専門の紹介サイトを立ち上げた。彼によると、すでに多くの交換旅行が成立しており、「広東女子学院とは大型連休期間中、互いに宿舎を交換することで合意した」と興奮気味に話している。

一方で、こうした旅のスタイルに懐疑的な見方をする大学生も多い。その主な原因は「安全性に問題がある」というもの。ある学生は「ベッド交換旅行は本当に親しい友人同士か、あるいは中高の同級生とするべきだ」と主張する。武昌理工学院物流学概論の劉輝(リウ・フイ)教授は「アイデアそのものはよいが、何と言っても安全第一。くれぐれも身の安全に注意して実行してほしい」と、学生たちに呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)

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