<中華ボイス>死傷事件の情報を規制する中国、「これでは犠牲者も浮かばれない」―中国ネットユーザー

Record China    2013年5月4日(土) 14時29分

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1日、中国のネットユーザーはこのほど、「米・ボストンの爆発事件と、新疆ウイグル自治区の巴楚県で犯罪組織の取り締まりの際に起きた死傷事件の最大の違いは、情報公開の透明度だ」と発言した。写真は北京市の警察当局が行った捜査における情報の活用スキル訓練。

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2013年5月1日、中国・新疆ウイグル自治区カシュガル(喀什)地区マラルベシ(巴楚)県で先月23日午後1時30分ごろ(現地時間)、警察の取り締まりに対し犯罪組織の構成員が応戦し、警察官と村役場の職員合わせ15人が死亡する事件が起きた。警察は犯罪組織の構成員6人を射殺し、8人の身柄を拘束した。

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中国のネットユーザーは4月29日、「米国のボストンマラソンで起きた爆発事件と、新疆ウイグル自治区の巴楚県で犯罪組織の取り締まりの際に起きた死傷事件の最大の違いは、情報公開の透明度だ。米国の事件ではほぼ完全に情報は公開された。一方、新疆の事件では、公開された情報のほとんどが政府の発表や政府のコントロール下で得られる情報ばかりだ。新疆の事件では21人が死亡している。このような不透明で一方的な情報公開では犠牲者も浮かばれない」と中国の情報規制に苦言を呈した。(翻訳・編集/内山

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