フライト遅延に怒った夫婦、幼いわが子を航空会社のカウンターに「放置」―湖北省武漢市

Record China    2013年5月1日(水) 11時36分

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29日、中国・湖北省武漢市の空港で搭乗予定便の遅延に怒った若い夫婦が、「何とかしないと、この子の面倒はみない」と、幼いわが子を押しつけて職員を脅した。写真は祖父母宅での夏休みを終え、単独で飛行機に乗って両親の待つ都会へ戻っていく通称“郵送児童”たち。

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2013年4月29日、中国・湖北省武漢市の武漢天河国際空港で、搭乗予定便の遅延に怒った若い夫婦が、幼いわが子を航空会社のカウンターに“放置”して、「何とかしないと、この子の面倒はみない」と職員を脅すというあきれた事件が発生した。30日付で武漢晩報(電子版)が伝えた。

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この日は悪天候に見舞われ、同空港では40便以上のフライトが遅延となった。午後3時頃(現地時間)、空港派出所は航空会社職員からの通報を受ける。通報の内容は、遅延に怒った乗客が2歳前後の男児をチェックインカウンターに預け、「なんとかしないと、この子の面倒はもうみない」と言い張っているというもの。警官らが現場に駆けつけると、大泣きしている男の子を抱っこしている職員の姿が。

近くにいた若い夫婦に話を聞くと、男の子は彼ら夫婦の子供だという。彼らは午前10時45分発の航空機で山東省済南市に向かう予定だったが、午後になっても出発の案内がない。「なんとかしてくれなければ、航空会社に子供の面倒をみてもらおうと思った」と話した。

警官らは、「自分たちの可愛い子供でしょ?あんなに泣いているじゃないか。とにかく子供を引き取りなさい。私たちは問題が解決するまで、ここにいるから」と、忍耐強く夫婦を説得。その結果、夫婦はようやくわが子を抱いて、おとなしく払い戻しの手続きに応じたという。(翻訳・編集/本郷)

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