中国のポータルサイト・新浪の財経チャンネルは8日、台湾のトップ女優リン・チーリン（林志玲）と人気グループ・EXILEのAKIRAの結婚を中傷するような自メディア（新興メディア）の記事をお薦めとして掲載したことについて謝罪した。

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新浪財経は中国版ツイッター・微博（ウェイボー）のアカウントで「本日午後6時ごろ、私たちはユーザーに向けて誤って記事をお薦めしてしまいました。新浪財経のユーザーの皆さんにご迷惑をお掛けし、特にリン・チーリンさんを非常に傷つけてしまいました。ここに真摯（しんし）におわびします」と謝罪した。また、同記事をお薦めとして発信した担当者らの処分を決定したこと、当該自メディアのアカウントおよび記事を削除したことを報告している。

問題の記事は、リン・チーリンを性的な表現を含む過度に下品な言い回しで紹介。さらに、夫のAKIRAを中傷するような内容もあり、「2人の婚姻は絶対に失敗する」などと断言したもの。同記事に対して、ネットユーザーからは「他人の結婚に対して言うことにしてはひどすぎる」「記事の内容にしても、それをお薦めすることにしても、本当に下劣すぎる」「何を思ってお薦めにしたのか」「こんな文章を流せること自体、軽蔑するには十分だ」など、批判の声が殺到していた。（翻訳・編集/北田）