<サッカー>豪州戦になぜ?韓国サポーターが「抗日英雄」の横断幕を掲げて物議

Record China    2019年6月11日(火) 10時20分

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7日、韓国・インターフットボールによると、釜山アジアド主競技場で行われた韓国対豪州の親善試合に、安重根と李舜臣の横断幕が登場した。写真は掲げられた横断幕。

2019年6月7日、韓国・インターフットボールによると、釜山アジアド主競技場で行われた韓国対豪州の親善試合に、安重根(アン・ジュングン)と李舜臣(イ・スンシン)の横断幕が登場した。

パウロ・ベント監督率いる韓国代表(FIFAランキング37位)は同日午後8時に豪州(同ランキング41位)と親善試合を行い、ガンバ大阪のFWファン・ウィジョの決勝ゴールで1‐0で勝利した。

この試合では、前日に64回目を迎えた「顕忠日(国のために犠牲になった人を弔う祝日)」を記念するため、伊藤博文を旧満州のハルピン駅構内で暗殺した独立運動家の安重根と、文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍したとされている李舜臣の横断幕が掲げられた。記事はこれを「意味深いパフォーマンス」と伝えている。

これに対し、大韓サッカー協会関係者は「今回の横断幕は(韓国代表の公式サポーター集団の)プルグンアンマ釜山支部が製作したと聞いている」と説明した。

この様子は韓国のインターネット掲示板でも話題になっているが、「顕忠日は反日だけの日じゃない。北朝鮮などからこの国を守るために犠牲になった方を称える日でもある」「朝鮮時代の話じゃなくて、『大韓民国』の顕忠日。だから朝鮮戦争や西海海戦の勇士らを称えるパフォーマンスをすべき」「スポーツに政治を持ち込むなって言うくせに…。日本が同じことをしたらどう?絶対たたきまくるでしょ」など、「顕忠日」の意義に疑問を投じるコメントが目立つ。この他「なんか自分が恥ずかしくなってくる」「そもそも安重根と豪州に何の関係があるの?」「これだもん。日本の嫌韓も理解できる」などため息が聞こえてきそうなコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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