新華社記者が殴られた!マイケル・フェルプス選手取材中に―北京市

Record China    2007年4月12日(木) 7時25分

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2007年4月9日、北京師範大学附属中学を訪問したマイケル・フェルプス水泳選手。彼を一目見ようとする市民と取材する中国メディアが殺到し、現場は大混乱。ついにボディガードが新華社記者を殴るという事件まで発生した。

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2007年4月9日、スペシャル・オリンピックの広報活動のために北京市を訪れている水泳のマイケル・フェルプス選手は、北京師範大学附属中学を訪問。先の世界水泳で7冠を達成したフェルプス選手を一目見ようと生徒や市民が殺到、現場は大混乱となった。

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フェルプス選手を歓迎する人々で超満員の学校講堂、そこで今回の事件は起こった。彼が来訪記念の手形を残すために壇上に上がり、特殊ねんどに手を押しつけようとしたとき、10数社のカメラマンが一斉にフェルプス選手に接近。それをさえぎる中国人ボディガードと記者たちが言い合いになり、激怒したボディガードの一人が新華社記者に殴りかかったのである。

殴られた記者は一瞬何が起こったかわからなかったが、左頬が腫れ上がったという。これを見ていたフェルプス選手は特別な反応は示さなかったが、この殴打事件から彼のテンションはいっきに下がったようで、その後に予定されていた、学校プールでの水泳指導はキャンセルとなった。この事件で一番傷ついたのは、大人たちより生徒たちだろう。(翻訳/編集本郷智子)

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